可憐だけど猛毒です

8月某日 国道11号線、高松から坂出に向かって走っていると、
中央分離帯に夾竹桃(キョウチクトウ)の花が今を盛りと咲き誇っていました。

 

もともと地中海産で乾燥した気候がお好みだそうですが、湿気の多い日本でも
それなりに馴染んでいるのでしょう。白やピンクの可憐で健気な花は、
天に向かいすくっと伸びた葉の間から顔をのぞかせていました。

しかし、夾竹桃は、その可憐さとは裏腹に猛毒を持つ植物として、知られています。

古代ギリシャのアレキサンダー大王率いる軍隊は、夾竹桃の枝を串に刺して、
肉を焼いたため多くの兵を、失ったと伝えられています。

一方、大気汚染に強いと言う理由で、街路樹として盛んに植えられ、
人々の眼を楽しませてくれます。炎天下で孤立している夾竹桃、
口にしなければ心配は要りません。
そっと応援してあげてください。


 
ぼんさん 記 (2006.8.10)

 (文中参考文献 植松 黎著 毒草を食べてみた 文春新書)

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